TOP > トーイック関連ニュース > title − 文部科学省の技能検定の認定廃止はあったのかな〜

記事No.290
英検の受験者減は、認定制度廃止の影響?」
かなり、古いお話になりますが(笑)、2001/08に
「文部科学省は、「英検」など省所管の公益法人が実施している
技能検定の認定の廃止を決めた」そうです。

ケロが、英語の資格試験を意識しだしたのは、
トーイックの受験を考えた2007年のことですから、
文部科学省の技能検定の認定廃止の話題は全く知りませんでした。
(^◇^)

実際に、国のお墨付きがはずれたのは2006年からなのかな。
発表された当時は「英検がなくなるの?」とかっていう
不安の声もあったそうです。

「認定制度は、勤労少年に対して社会教育の充実を図り、
当時の重要な教育手段の通信教育の実力を判定するのが目的。
昭和38年に文部省の後援で英検の第一回試験が実施され、
昭和43年に文部省に認定された。」

最近では、新興のトーイックテストにおされ気味ですが、
英検の歴史がうかがえますね。
認定の廃止については、「国の権威付けに頼るのではなく、
英語資格試験の有用性で勝負するべき」という意見が大勢です。

All About の「英検」には、当時のインタビュー記事が
載っています。→
http://allabout.co.jp/study/english/closeup/CU20011019A/index.htm

「英検とTOEICは性質が違う。英検は中学生や高校生も受ける試験。
TOEICは社会人のコミュニケーション能力を試すための試験で、
中学生や高校生が受ける試験ではない。」

トーイックと英検では、受験者層も目的も違うということですが、
英検は大学生・社会人向けに「ステップ・ブラッツ」を、
トーイックも中学・高校生向けに「トーイックブリッジ」を
投入して、受験生を奪い合っています。
(^○^)

「3級や4級などの下位級では、リスニングとスピーキングの間に
相関関係は見られるが、上位級の場合、相関関係は見られない。」

上級者になるほど、スピーキングを直接測定する必要がある、
ということで、この点が英検の強みでしたが…。
トーイックS&Wテストでスピーキングやライティングの力が
測定できるようになっています。
上級者向けには、トーイックLPIもあります。

「生き残るのはどっちかな〜」
「TOEICは社会人向けで、英語のコミュニケーション能力を測る。
TOEFLは留学に向けた試験で、英語の能力+現地での生活に
なじめるかどうかまで含んだ内容。
英検は、日本人のための英語の基礎力を養成するための試験。」

英語力のボトムアップということなら、トーイックブリッジも
同様です。
センター入試と同じ出題形式ですから、トーイックテストは
大学受験を希望する高校生にも役立ちますね。

ますます、ボーダーレスになって、住み分けは難しそうです。
「トーイックの受験者数は、
2003年度 139,6万人
2004年度 143,3万人
2005年度 149,9万人
2006年度 152,6万人
と増加を続けているのに対して、英検の受験者数は、
2005年度 248,9万人
2006年度 244,8万人
2007年度 239,7万人
といった感じで、減少を続けています。」

文部科学省の技能検定の認定廃止が行われた2006年度が、
特に大きく目減りした様子はありません。
長期的に受験者数が減っていることがわかります。

これは、文部科学省認定という冠がはずれたからではなく、
「日本人のための英語の基礎力の養成」という趣旨が
アピールしなくなってきているからかな。

指導要領に沿った「英語の基礎力の養成」は学校でするのが
原則です。
中学・高校生向けの英検は、屋上屋という気もします。

中学・高校生レベルの英語なら、資格試験よりも、
ニンテンドーDSのソフトで、楽しみながら学ぶので十分かも。
英検3級や4級は、高校入試の願書に書けるほかには、
メリットがないかもしれませんものね。
(^▽^)

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